示相化石とは?例も紹介

示相化石とは何かということをわかりやすく解説しています。また実際にどのように示相化石から環境を推察するのかという例も紹介しています。

 

 

示相化石とは

示相化石とは地層が堆積した環境を推定できるような化石のことです。発見された化石の生息環境条件を推定することができれば、その化石が存在した地層が堆積した時の環境も推定することができます。

 

また発見された化石が示相化石と認定されるには以下のような条件があげられます。

 

示相化石の条件

  • 生息できる環境条件が限定されている。
  • 現生種との対比で生息環境の推察が可能である。

 

つまり適応範囲の狭い生物かつ、現在も似たような生物がいる場合に有効な示相化石となるわけです。その生物が生息するのに適した気温・水温・水深など様々な要素が推察のためのヒントになります。

 

示相化石からの環境推察例

実際どのように推察するかの例は以下を参考にしてください。

 

環境推察の例

  • ゾウの化石⇒温暖な気候だったと推察
  • 造礁サンゴの化石⇒透明度が高く日光の届きやすい浅海だったと推察
  • プランクトン⇒一般に海洋に生息するので海洋環境だったと推察
  • 有孔虫⇒化石に含有する安定同位体比から過去の水温を推察