アンモナイトの化石からわかること

アンモナイトの化石に関する情報をまとめています。アンモナイトの時代やその価値、宝石としての利用など様々な観点から解説しています。

 

アンモナイトの化石の時代

アンモナイトは古生代シルル紀末期(もしくは、デボン紀中期)〜中生代白亜紀末の示準化石としても知られていますね。示準化石というのはその化石が堆積していた時代を示す化石のことで、地質学・古生物学研究において珍重される存在です。

 

 

アンモナイトの化石のでき方

アンモナイトというのは硬い殻に覆われた軟体生物です。殻部分に関しては鉱物と置換され化石として発見されやすいですが、軟体部分に関しては極めて残りにくいのです。

 

だからアンモナイトの本体部分を含めた姿がどのようになっていたのかというのは、実のところまだよくわかっていません。(触手の本数、吸盤の数など)

 

ただそれに対して同年代に生息していたタコやイカなどの軟体部の化石は見つかっています。この理由については、アンモナイトの軟体部の筋肉組織はタコやイカと比べて軟弱だったからではないかと推測されています。

 

アンモナイトの化石の希少性

化石というと滅茶苦茶貴重で滅多に見つけられないというイメージがあるかもしれませんが、アンモナイトは地球上海底から高山まであらゆる場所で簡単に採掘できます。なので化石の中では希少性は低いほうといえるでしょう。

 

宝石としての利用

またアンモナイトの化石は古生物学的な価値だけでなく、宝石や観賞用としての価値も高いです。本物の宝石のようにオパール状の遊色アンモナイトも存在し、「アンモライト」と呼ばれて高値で取引されています。

 

宝石というと一般的には「硬度が高く美しい石」がそれに該当するのですが、アンモライトはその美しさと希少性から1981年世界宝石連盟に宝石として認定されました。