三葉虫の化石について

今回は三葉虫の化石や生態についての情報をまとめています。

 

三葉虫とは

三葉虫というのはカンブリア紀(5億4000万年前)に出現し、古生代終期に絶滅した節足動物の一種です。

 

三葉虫という名前は真上から見ると縦方向に3つに割ることができる体構造をしていることに由来しています。それぞれ左葉・中葉・右葉なので3つの葉で三葉虫というわけです。

 

 

三葉虫の化石とは

三葉虫は古生代にしか生息していないので、三葉虫の化石はこの時代の地層を示す示準化石として重視されています【関連記事:示準化石とは】。三葉虫の化石の状態のほとんどは、甲羅部分のみになります。そのため生物学的な分類の定義はその甲羅の形質から推察しています。

 

三葉虫の形態

化石から推察されるのは以下のような形態的な特徴です。

 

  • 大きいものだと全長60cm、小さいものだと全長1cm程度
  • 多数の体節を持っている
  • 各体節に一対の付属肢がある
  • 頭部〜尾部にかけて一枚の甲羅がある
  • 頭部に複眼が左右に1対ある(ない種もある)
  • 全身の外骨格や目のレンズは方解石(カルサイト)という鉱物製

 

三葉虫の生態

その形態的な特徴から、基本海底を這ったり泳いだりして生活していたと考えられています。一部泥の中に棲んだり浮遊性の種もいたと考えられています。