置換化石とは

置換化石とは何かという説明や、置換化石ができる条件を紹介しています。

 

置換化石とは

化石というのは、動植物の骨や歯などの成分がそのまま残っているわけではありません。骨や殻・歯などの硬い部分の組織が、周りの堆積物である鉱物に置換される形で残っているのです。このような化石のことを置換化石というわけですね。

 

全ての生物が置換化石になるわけではない

ただ死んでしまった全ての生物が置換化石になるわけではありません。ほとんどの生物は分解されたり、壊れたりして影も形も残らなくなります。化石になるには一定の条件を満たしたごく一握りの生物だけです。

 

 

置換化石になる為の条件

以下は置換化石となる為の条件です。1つでも欠けるだけでも化石として残る確率はガクンと落ちてしまいます。

 

個体数が多い。

化石になれるものがごく一部ですので、元々の個体数が少ななければ化石として発見される確率はとても低くなってしまいます。

 

土中に急速に埋もれる

土中に急速に埋もれるということは、酸素に触れる時間が短く腐敗が遅れるということになります。有機質部分が腐るのは止められませんが、これにより骨や歯などの無機質部分は長い期間残ります。これが鉱物と置換して化石となります。

 

堆積後に急速な環境変化がない

火山活動や巨大津波、地殻変動など置換を阻害する大きな環境変化がないことも1つの条件です。